ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

原発性肝腫瘍の新しい治療法: ケルセチンの役割

New Approach for Treatment of Primary Liver Tumors: The Role of Quercetin

要旨:
ヒト由来肝細胞癌細胞株HepG-2・Huh-7・Hep3B2.1–7および胆管癌細胞株TFK-1を用いて、ケルセチンの増殖阻害作用を評価した。その結果、ケルセチンはこれら4種にアポトーシスを誘導し、Huh-7以外の3種にDNA損傷を認めた。ケルセチンはまた、既存薬ソラフェニブの抗癌作用を増強した。