ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはJAK2/STAT3シグナル伝達経路を阻害して、肝細胞癌細胞株LM3に抗腫瘍効果を示す

Quercetin shows anti-tumor effect in hepatocellular carcinoma LM3 cells by abrogating JAK2/STAT3 signaling pathway

要旨:
Vitro: ヒト由来肝細胞癌細胞株LM3にケルセチンを投与すると、アポトーシスを誘導して増殖を阻害した。ケルセチンはまた、JAK2とSTAT3を抑制して、同細胞の遊走と浸潤も阻害した。Vivo: ヌードマウスにLM3を移植したモデルににケルセチンを投与すると、腫瘍組織の成長を顕著に阻害した。