ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

超音波を用いて麻黄からイソケルセチンを抽出する: 応答曲面法による最適化とin vitro生物活性

Ultrasound-Assisted Extraction of Isoquercetin from Ephedra alata (Decne): Optimization Using Response Surface Methodology and In Vitro Bioactivities

要旨:
麻黄からイソケルセチンを抽出するにあたり、抽出時間・温度・超音波の出力・エタノール濃度・麻黄/溶媒比を応答曲面法で最適化した。その結果、1033.96±3.28 μg/gの最大回収量を達成した。最適化した超音波法で得たイソケルセチンは、従来のSoxhlet法で得たイソケルセチンに比べて、抗酸化作用(DPPHラジカル消去とFRAP法)および各種酵素(アセチルコリンエステラーゼ・α-アミラーゼ・チロシナーゼ・コラゲナーゼ・エラスターゼ・ヒアルロニダーゼ)の阻害活性が向上した。