ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

肺癌におけるクルクミンおよびケルセチンナノ粒子の肺送達(パート1): エアロゾルの特性評価

Pulmonary delivery of curcumin and quercetin nanoparticles for lung cancer–Part 1: Aerosol performance characterization

著作名:
Ching-Yee Loo
Daniela Traini
Paul M. Young
Thaigarajan Parumasivam
Wing-Hin Lee
出典:
Journal of Drug Delivery Science and Technology
2023
86
104646
DOI:
10.1016/j.jddst.2023.104646
キーワード:
ケルセチンナノ粒子
クルクミンナノ粒子
エアロゾル
肺癌
A549
抗炎症作用
要旨:
ケルセチンナノ粒子(粒径: 60 nm、データ電位: -24.6 mV)およびクルクミンナノ粒子(粒径: 60 nm、データ電位: -19.9 mV)を個別に調製し、両者を配合してエアロゾル製剤とした。気液界面培養したヒト由来肺癌細胞株A549を用いて、IL-1β・IL-8・TNF-αを指標に抗炎症作用を評価したところ、ケルセチンナノ粒子/クルクミンナノ粒子 4:1の比率が最適結果を与えた。