バリデーション済みのLC-MS/MS法による、シカクヤブガラシ(Cissus quadrangularis Linn)抽出物を投与したラット血清中のケルセチンとレスベラトロールの同時定量: 薬物動態および安定性研究への応用
Simultaneous Estimation of Quercetin and trans-Resveratrol in Cissus quadrangularis Extract in Rat Serum Using Validated LC-MS/MS Method: Application to Pharmacokinetic and Stability Studies
- 出典:
- Molecules
- 2023
- 28
- 4656
- DOI:
- 10.3390/molecules28124656
- 要旨:
- シカクヤブガラシ(四角藪枯、Cissus quadrangularis)抽出物をラットに投与し、血清サンプルをLC-MS/MS法で分析して、主成分のケルセチンとレスベラトロールの薬物動態を、同時に測定した。なお、分析法は、必要な項目を全て検証し、バリデーション済みである。最大血中濃度(Cmax)はケルセチンが57.65±14.28 ng/mLで、レスベラトロールが56.35±13.14 ng/mLであった。血中濃度時間曲線下面積(AUC)はケルセチンが474.23±51.49 ng·h/mLで、レスベラトロールが156.57±21.09 ng·h/mLであった。