ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは、マウス由来黒色腫細胞株B164A5の生体エネルギー生成を阻害する

Quercetin exerts an inhibitory effect on cellular bioenergetics of the B164A5 murine melanoma cell line

著作名:
Adrian Sturza
Ioana Pavel
Sebastian Ancușa
Corina Danciu
Cristina Dehelean
Oana Duicu
Danina Muntean
出典:
Molecular and Cellular Biochemistry
2018
447
103–109
DOI:
10.1007/s11010-018-3296-x
キーワード:
悪性黒色腫
B164A5
ケルセチン
酸素消費速度
細胞外酸性化速度
要旨:
マウス由来悪性黒色腫細胞株B164A5を、25~150 μMのケルセチンで72時間処置すると、酸素消費速度および細胞外酸性化速度を濃度依存的に減少した。48時間の処置では、50 μMのケルセチン濃度で効果が見られた。また、24時間の処置では、100もしくは150 μMの高濃度のみで効果を発揮した。