フラボノイドの二成分混合物中における抗酸化作用 – ミリセチン・ケンフェロール・ケルセチンに関する考察
Antioxidant Properties of Selected Flavonoids in Binary Mixtures—Considerations on Myricetin, Kaempferol and Quercetin
- 出典:
- International Journal of Molecular Sciences
- 2023
- 24
- 10070
- DOI:
- 10.3390/ijms241210070
- 要旨:
- ケルセチンとミリセチンの組合せ、ミリセチンとケンフェロールの組合せ、ケンフェロールとケルセチンの組合せの3通りのラジカル消去作用を、ABTS法およびDPPH法で評価した。結果はいずれも、2成分混合による拮抗作用であった。フェノールの分子間水素結合が、拮抗作用の要因であることが示唆された。