ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイドの二成分混合物中における抗酸化作用 – ミリセチン・ケンフェロール・ケルセチンに関する考察

Antioxidant Properties of Selected Flavonoids in Binary Mixtures—Considerations on Myricetin, Kaempferol and Quercetin

著作名:
Małgorzata Olszowy-Tomczyk
Dorota Wianowska
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2023
24
10070
DOI:
10.3390/ijms241210070
キーワード:
ラジカル消去
ミリセチン
ケンフェロール
ケルセチン
拮抗作用
要旨:
ケルセチンとミリセチンの組合せ、ミリセチンとケンフェロールの組合せ、ケンフェロールとケルセチンの組合せの3通りのラジカル消去作用を、ABTS法およびDPPH法で評価した。結果はいずれも、2成分混合による拮抗作用であった。フェノールの分子間水素結合が、拮抗作用の要因であることが示唆された。