エタノールがラットに誘発した精巣障害における、ルチンの抗酸化および抗炎症保護効果: 免疫抑制性インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼの関与
The antioxidant/anti-inflammatory protective effects of rutin against ethanol-induced testicular perturbation in rats: Involvement of the immunosuppressive indoleamine 2,3-dioxygenase
- 出典:
- Basic & Clinical Pharmacology & Toxicology
- 2023
- 133
- 254-264
- DOI:
- 10.1111/bcpt.13919
- 要旨:
- エタノール(5 g/kg)を15日投与したラットは対照と比べて顕著に、精巣組織の抗酸化物質が減少し、過酸化脂質が上昇した。ルチン(50 mg/kg)の同時投与は、炎症性バイオマーカーを顕著に改善し、インドールアミン-2,3ジオキシゲナーゼの活性を上昇して、精巣の病変を軽減した。トリプトファン2,3-ジオキシゲナーゼに関しては、全ての群において変化が見られなかった。