ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リポ多糖がニワトリ胚に誘発した炎症とエネルギー不足は、ケルセチンが改善する

Quercetin Alleviates Inflammation and Energy Deficiency Induced by Lipopolysaccharide in Chicken Embryos

要旨:
生後15日のニワトリ胚をリポ多糖(125 ng/egg)で刺激すると、十二指腸・盲腸・肺におけるAMPKα1・AMPKα2・PEPT1・PPARα・SGLT1・APOA4の発現をmRNAレベルで上昇した。しかし、ケルセチンの同時投与は、これら全てのmRNA発現を減少した。よって、リポ多糖がニワトリ胚にもたらすエネルギー不足を、ケルセチンが改善した。