ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

シェラックナノカプセルによるクルクミンとケルセチンの同時送達は相乗的に、結腸癌細胞へ抗酸化作用と細胞毒性を及ぼす

Co-delivery of curcumin and quercetin in shellac nanocapsules for the synergistic antioxidant properties and cytotoxicity against colon cancer cells

著作名:
Surangna Jain
Scott Lenaghan
Vermont Dia
Qixin Zhong
出典:
Food Chemistry
2023
428
136744
DOI:
10.1016/j.foodchem.2023.136744
キーワード:
ナノカプセル
クルクミン
ケルセチン
結腸癌
HT-29
HCT-116
抗酸化作用
細胞毒性
要旨:
クルクミンとケルセチンとをシェラックナノカプセルに共封入するにあたり、最適重量比を検討した。その結果4:1が、ヒト由来結腸癌細胞株HT-29およびHCT-116に最大の抗酸化特性と細胞毒性を示した。模擬消化液を用いる実験にて、封入したクルクミンとケルセチンの48%が生体アクセス可能であった。