ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病が起因の、血管と陰茎海綿体における一酸化窒素作動性機能不全および内皮機能不全は、ルチンが改善する

Rutin ameliorates nitrergic and endothelial dysfunction on vessels and corpora cavernosa of diabetic animals

要旨:
糖尿病モデルウサギから採取した陰茎海綿体は、正常ウサギから採取したサンプルと比べて、血管内皮依存性弛緩が40%劣化し、神経細胞の弛緩は50%劣化した。しかし、予めルチン処置すると、正常近くまで回復した。また、糖尿病モデルウサギにルチンを投与すると、一酸化窒素作動性機能不全と内皮機能不全とを改善した。