ケルセチンとフェルラ酸はin vivoおよびin silicoでエストロゲン活性を誘発する
Quercetin and Ferulic Acid Elicit Estrogenic Activities In Vivo and In Silico
- 著作名:
- Meryem Slighoua
- Fatima Ez-Zahra Amrati
- Mohamed Chebaibi
- Ismail Mahdi
- Omkulthom Al Kamaly
- Khadija El Ouahdani
- Aziz Drioiche
- Asmaa Saleh
- Dalila Bousta
- 出典:
- Molecules
- 2023
- 28
- 5112
- DOI:
- 10.3390/molecules28135112
- 要旨:
- ケルセチンもしくはフェルラ酸を28週間ラットに投与した結果、腎毒性または肝毒性の兆候はなく、亜急性毒性はないと判断した。ケルセチンとフェルラ酸は血中のエストラジオールを8.7~22.5%増加したが、ポジコンで用いたクロミフェンの効果には及ばなかった(64.2%)。分子ドッキングの結果、エストロゲンのα活性部への親和性は、ケルセチンが−10.444 kcal/molで、フェルラ酸は−6.377 kcal/molであった。