ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ナノスポンジを基盤とするケルセチン口腔錠の設計と生体内評価

Design and In-vivo Evaluation of Quercetin Nanosponges-based Buccal Tablets of Quercetin

著作名:
Praveen Gujjula
Angala Parameswari
出典:
International Journal of Pharmaceutical Sciences and Drug Research
2023
15
302-309
DOI:
10.25004/IJPSDR.2023.150310
キーワード:
ナノスポンジ
ケルセチン
ラット
薬物動態
最大血中濃度
血中濃度時間曲線下面積
動物実験
要旨:
ナノスポンジにケルセチンを担持した製剤を、凍結乾燥法で得た。粒径は36.45~135.27 nm、ケルセチンの封入効率は42.37~88.44%、6時間以内の放出率は53.04~82.64%であった。ラットに投与して薬物動態を評価した結果、最大血中濃度(Cmax)および血中濃度時間曲線下面積(AUC)は6.27±0.06 ng/mLと38.54±0.65 ng·h/mLであり、フリーのケルセチンの3.07±0.086 ng/mLと7.84±1.08 ng·h/mLに比べて大幅に向上した(P<0.05)。