ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

さまざまな大きさの球状金ナノ粒子が誘発する腎毒性と、ケルセチンによる保護

Nephrotoxicity induced by different diameters of sphere gold nanoparticles with special emphasis on the nephroprotective role of quercetin

著作名:
Foll-Alnada A. F. Abdelrahman
Shafika A. El-Sayed
Ahmad A. Abuel-Atta
Wael A. M. Ghonimi
出典:
Open Veterinary Journal
2023
13
723-731
DOI:
10.5455/OVJ.2023.v13.i6.7
キーワード:
ラット
金ナノ粒子
ケルセチン
腎保護
動物実験
要旨:
ラットに金ナノ粒子(粒径: 10, 20, 50 nm)を投与すると、腎組織に病変を誘発し、血中のクレアチニン・尿素・尿素窒素・尿酸が上昇した。また、全てのパラメータにおいて、粒径が細かい程、腎毒性が深刻であった。予めケルセチンを投与すると、10 nmの金ナノ粒子であっても、腎毒性を軽減して、保護作用を認めた。