ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンはPPARαとAMPKを調節して、ビスフェノールAとフタル酸ジブチルによるラットの心臓エネルギーの調節不全を予防する

Rutin forestalls dysregulated cardiac bioenergetics in bisphenol A and dibutyl phthalate-exposed rats through PPARα and AMPK modulation

要旨:
可塑剤であるビスフェノールA・フタル酸ジブチル・両者の組合せを投与したラットは、血糖値が上昇し、血中のインスリンは減少し、血中および心組織の遊離脂肪酸が増大した。可塑剤はまた、PPARαおよびAMPKの発現上昇をもたらした。ルチンの共投与は、この様な異常を回避して、心組織のエネルギー不足および糖代謝不全を改善した。