膝が変形性関節症のウサギモデルにおける、炎症と酸化ストレスに対するケルセチンの保護効果
Protective effects of quercetin against inflammation and oxidative stress in a rabbit model of knee osteoarthritis
- 出典:
- Drug Development Research
- 2019
- 80
- 360-367
- DOI:
- 10.1002/ddr.21510
- 要旨:
- 膝の手術で惹起した変形性関節症のウサギモデルに、ケルセチン(25 mg/kg)を投与した。同時に、選択的COX-2阻害剤であるセレコキシブ(100 mg/kg)をポジコンとして投与する群も設けた。両群とも対照と比べて、血漿・滑液・滑液膜組織中のSODとTIMP-1を上昇し、MMP-13は軽減して、変形性関節症を大幅に改善した。なお、ケルセチンはセレコキシブと同等の治療効果であった。