ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンは酸化ストレス・アポトーシス・炎症を調節して、ペルフルオロオクタン酸が誘発した肝損傷を軽減する

Rutin mitigates perfluorooctanoic acid-induced liver injury via modulation of oxidative stress, apoptosis, and inflammation

著作名:
Maloos Naderi
Mohammad Seyedabadi
Fereshteh Talebpour Amiri
Sholeh Akbari
Fatemeh Shaki
出典:
Iranian Journal of Basic Medical Sciences
2023
26
1291-1297
DOI:
10.22038/IJBMS.2023.69747.15187
キーワード:
ペルフルオロオクタン酸
ラット
ルチン
肝保護
抗炎症作用
アポトーシス
動物実験
要旨:
ペルフルオロオクタン酸を投与したラットは、肝組織の酵素が変化し、病変とミトコンドリア機能不全を誘発した。また、アポトーシス遺伝子(Bax・Bcl-2)の変化と、炎症誘導遺伝子(TNF-α・IL-6・NF-κB)の発現も増大した。しかし、ルチンの共投与は用量依存的に、この様な異常を軽減した。