ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ツルムラサキ(Basella alba)全草からケルセチンの分取・物性評価・急性毒性の研究

Preparative isolation, characterization, and acute toxicity study of quercetin from the whole plant of Basella alba

著作名:
Abhijit Bose
Sabyasachi Banerjee
Sankhadip Bose
Sudip Kumar Mandal
Kamalika Mazumder
Subhasis Maity
出典:
European Chemical Bulletin
2023
12 (6)
1923–1955
DOI:
10.31838/ecb/2023.12.6.171
キーワード:
ツルムラサキ
ケルセチン
分取
マウス
急性毒性
動物実験
要旨:
ツルムラサキ(Basella alba)の全草からケルセチンを単離するにあたり、抽出溶媒を検討した結果、酢酸エチルが最適であった。分取したケルセチンの構造は、HPLC・MS・1H-NMR・13C-NMRにて確認した。マウスを用いて急性毒性試験(単回投与、300および2,000 mg/kg)の結果、14日以内に毒性は認めなかった。