レプチンの受容が正常と障害のあるマウスそれぞれの、代謝と行動応答へのケルセチンの効果
The Effect of Quercetin on Metabolism and Behavioral Responses in Mice with Normal and Impaired Leptin Reception
- 著作名:
- S. A. Apryatin
- V. A. Shipelin
- N. V. Trusov
- K. V. Mzhel’skaya
- N. V. Kirbaeva
- J. S. Soto
- N. A. Riger
- I. V. Gmoshinski
- 出典:
- Biology Bulletin
- 2020
- 47
- 407–416
- DOI:
- 10.1134/S1062359020040020
- 要旨:
- レプチン受容体をノックアウトしたマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。当該モデルの肥満もケルセチンが改善したが、高脂肪食で惹起したケースとは異なり、探索行動・不安・短期間記憶の改善が伴う。すなわち、レプチンの働きが失われた際でも、レプチン様の役割をケルセチンが果たした。