ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

3’5-ジマレラミル安息香酸とケルセチンの共投与は、全身性強皮症モデルにおける肺線維症を減少する

Coadministration of 3′5-dimaleamylbenzoic acid and quercetin decrease pulmonary fibrosis in a systemic sclerosis model

要旨:
ブレオマイシンで惹起した全身性強皮症のモデルマウスに、3′5-ジマレラミル安息香酸とケルセチンを共投与した。その結果、肺胞腔が回復し、コラーゲンの蓄積を減少して、肺組織の病変と線維症を軽減した。共投与はまた、肺組織の炎症マーカー(COX-2・iNOS)と線維化マーカー(α-SMA・TGF-β)を大幅に減少し、過酸化脂質も低減した。