ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ニッケルのゼブラフィッシュに対する毒性における、ジンゲロンとルチンによる形態損傷・DNA損傷・アポトーシスの緩和

Mitigation Potential of Zingerone and Rutin on Toxicity Mechanisms of Nickel to Zebrafish Based on Morphological, DNA damage and Apoptose Outcome Analysis

著作名:
Mine Köktürk
Serkan Yildirim
Muhammed Atamanalp
Metin Kiliçlioğlu
Arzu Ucar
Gunes Ozhan
Gonca Alak
出典:
Journal of Trace Elements in Medicine and Biology
2023
80
127268
DOI:
10.1016/j.jtemb.2023.127268
キーワード:
ゼブラフィッシュ
塩化ニッケル
アポトーシス
DNA損傷
酸化ストレス
動物実験
要旨:
ゼブラフィッシュの稚魚に塩化ニッケルを投与すると、脳組織にてアポトーシスとDNA損傷を誘発した。塩化ニッケルの胚への作用は、生存率と孵化率を低下した。しかし、ルチンもしくはジンゲロンを投与すると、塩化ニッケルがもたらした酸化ストレスを軽減して、保護効果を発揮した。