ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの溶解性とバイオアベイラビリティの難題を解決する、誘導体の設計戦略

Drug design strategies that aim to improve the low solubility and poor bioavailability conundrum in quercetin derivatives

著作名:
Seyedeh Roya Alizadeh
Niloofar Savadkouhi
Mohammad Ali Ebrahimzadeh
出典:
Expert Opinion on Drug Discovery
2023
18
1117-1132
DOI:
10.1080/17460441.2023.2241366
キーワード:
総説
ケルセチン
水溶性
バイオアベイラビリティ
化学修飾
DDS
要旨:
ケルセチンの溶解性とバイオアベイラビリティの向上に関する総説。化学修飾とDDSの2部構成である。前者は、極性基および電荷を帯びた官能基の導入・C2-C3二重結合の飽和・芳香環の還元・水素結合の遮断・結晶格子の安定性の低下を論じる。後者は、シクロデキストリン複合体の合成・ナノ乳濁液・ナノ粒子・リポソームについて述べる。