ケルセチンもしくは5-フルオロウラシルを担持したキトサンナノ粒子の、舌扁平上皮癌細胞株に対する効果
Effect of Quercetin loaded Chitosan Nanoparticles and 5-Fluorouracil loaded Chitosan nanoparticles on Tongue Squamous Cell Carcinoma Cell Line
- 出典：
- European Chemical Bulletin
- 2023
- 12, Special Issue 8
- 5681-5707
- DOI：
- 10.48047/ecb/2023.12.si8.491
- 要旨：
- ケルセチンを担持したキトサンナノ粒子、5-フルオロウラシル(5-FU)を担持したキトサンナノ粒子、ケルセチンと5-FUを共担持したキトサンナノ粒子それぞれの、舌扁平上皮癌細胞株SCC-25に対するIC50値は7.48±1.36 μg/mL、8.48±0.52 μg/mL、5.75±0.17 μg/mLであった。フリーの5-FUが10.11±0.89 μg/mLであったので、ナノ化による活性の向上と相乗効果を認めた。