ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

キダチアミガサソウから単離したケルセチンの、乳癌細胞株MCF-7およびMDA-MB-231に対する活性

Isolation and anticancer activity of quercetin from Acalypha indica L. against breast cancer cell lines MCF-7 and MDA-MB-231

要旨:
キダチアミガサソウ(木立編笠草、Acalypha indica Linn)よりケルセチンを単離し、HPLC-MS/MSとNMRにて構造を確認した。ケルセチンは、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7およびMDA-MB-231の細胞周期を停止して、アポトーシスを誘導した。ケルセチンはまた、活性酸素種による細胞損傷を促進した。