ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ローフーの血液および肉質における、アフラトキシンB1に対するケルセチンの保護効果

Protective Effect of Quercetin on Haematology and Flesh Quality in Labeo rohita Against Aflatoxin B1

著作名:
Deepa Bhatt
Abhed Pandey
Shanthanagouda A. Holeyappa
Jaspal Singh Hundal
Sachin Onkar Khairnar
出典:
National Academy Science Letters
2024
47
133–137
DOI:
10.1007/s40009-023-01333-9
キーワード:
ローフー
アフラトキシンB1
毒性
ケルセチン
動物実験
要旨:
ローフー(Labeo rohita、インドの淡水魚)の幼魚を5群に分け、以下の餌で90日間飼育した。1) 通常の餌、2) アフラトキシンB1(AFB1)を100 ppb含む餌、3) AFB1 25 ppbとケルセチン200 mgを含む餌、4) AFB1 50 ppbとケルセチン200 mgを含む餌、5) AFB1 100 ppbとケルセチン200 mgを含む餌。血液学指数と肉質の改善は3)が最も良好であり、AFB1の毒性にケルセチンが何らかの保護効果を示すことが明らかになった。