ケルセチンはオートファジーを促進して、喫煙に伴う歯周炎を軽減する
Quercetin promotes autophagy to alleviate cigarette smoke-related periodontitis
- 著作名:
- Jinrui Yu
- Zheng Jing
- Danfeng Shen
- Mingcong Yang
- Kehao Liu
- Kai Xiang
- Chongjing Zhou
- Xuerui Gong
- Yangjia Deng
- Yuzhou Li
- Sheng Yang
- 出典:
- Journal of Periodontal Research
- 2023
- 58
- 1082-1095
- DOI:
- 10.1111/jre.13170
- 要旨:
- Vitro: ヒト歯周靱帯細胞を煙草抽出物で刺激すると、酸化的な損傷と骨分化の阻害を誘発した。ケルセチンの投与は、Beclin-1の発現を上方調節してオートファジーを促進して、酸化ストレスによる損傷を軽減した。Vivo: 煙草抽出物の投与と両側上顎第二大臼歯の結紮にて、喫煙に関連する歯周炎マウスモデルを確立した。ケルセチンを投与すると、酸化ストレスマーカーを軽減して、歯槽における骨吸収を改善した。