ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはストレス誘発性の不安やうつ様の行動から保護し、オスマウスの記憶を改善する

Quercetin protects against stress-induced anxiety- and depression-like behavior and improves memory in male mice

要旨:
束縛ストレスで惹起したマウスのうつ状態および不安感を、ケルセチンが保護した。予めケルセチンを投与したマウスは、2時間の束縛後の行動試験(明暗箱試験・高架式十字迷路試験・強制水泳試験)にて、非投与群と比べて有意な改善が見られた。またケルセチンは、脳内のマロンジアルデヒドを減少させ、SOD・カタラーゼ・GPxを増大させた。