原油蒸気曝露した妊娠ラットの胎児における、発育および先天性骨格異常に対するケルセチンの保護効果
Protective effect of quercetin on fetal development and congenital skeletal anomalies against exposure of pregnant Wistar rats to crude oil vapor
- 出典:
- Birth Defects Research
- 2023
- 115
- 1619-1629
- DOI:
- 10.1002/bdr2.2240
- 要旨:
- ラットの妊娠期間0~20日目に原油蒸気に暴露した後、分離した胎児を調査した。その結果、非暴露群の胎児と比べて顕著に、体重・頭殿長・Runx2およびBMP-4の発現が減少した。原油蒸気はまた、口蓋裂・二分脊椎・非骨化の先天性骨格異常の発生率を大幅に増加した。しかし、暴露期間のケルセチンの投与は、この様な異常を軽減して保護効果を示した。