ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

虚血性脳卒中にてケルセチンは、インフラマソームが媒介するパイロトーシスを緩和し、mTOR/P70S6/P6/eIF4E/4EBP1経路を調節する

Quercetin Alleviated Inflammasome-Mediated Pyroptosis and Modulated the mTOR/P70S6/P6/eIF4E/4EBP1 Pathway in Ischemic Stroke

要旨:
中大脳動脈閉塞再灌流による虚血性脳卒中のモデルラットに、ケルセチンを投与した。中大脳動脈閉塞再灌流がもたらしたNLRP3インフラマソームが媒介するパイロトーシスとmTOR関連のシグナル伝達の変化は、ケルセチンが軽減した。ケルセチンはNrf2/HO-1を活性化して、パイロトーシスを軽減するとともに、オートファジーに関連するmTOR/P70S6/P6/eIF4E/4EBP1を調節した。