ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イブプロフェンがラットに誘発した肝損傷における、α-トコフェロール・ビタミンC・ケルセチンの保護的役割

The protective role of α-tocopherol, vitamin C and quercetin against ibuprofen-induced liver damage in male Wistar rats

要旨:
イブプロフェンを投与したラットは、血中のAST・ALT・ALP・マロンジアルデヒド・総ビリルビンが上昇し、肝組織には壊死が見られた。α-トコフェロール・ビタミンC・ケルセチンのそれぞれを単独投与すると、これらの異常を改善した。しかし、3種を組合せて投与しても、増強効果は全く認めなかった。