ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

自己免疫性脳脊髄炎のモデルラットにおける、疾患の進行と回復過程に対するケルセチンの効果

Investigating the Effect of Quercetin on Disease Progression and Recovery Process in Experimental Autoimmune Encephalomyelitis (EAE's) Rats

著作名:
Ali Ebrahimi
Kazem Parivar
Nasim Hayati-e Roodbari
Akram Eidi
出典:
Research & Reviews: Journal of Microbiology and Biotechnology
2023
12
004
DOI:
10.4172/2320-3528.12.2.004
キーワード:
自己免疫性脳脊髄炎
ラット
ケルセチン
経口投与
注射
動物実験
要旨:
細胞破砕して均質化したモルモットの脊髄と、完全フロイントアジュバントを等しい比率で混合して、ラットに自己免疫性脳脊髄炎を惹起した。発症を確認した後、3群に分け、生理食塩水の処置、ケルセチンの経口投与、ケルセチンの注射をそれぞれ20日間継続した。生理食塩水群は体重が大幅に減少したが、ケルセチン群は投与法には関係なく体重減少を抑制した。重症度スコアは、ケルセチン注射群が他2群と比べて顕著に減少した。