ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イチョウ葉抽出物とケルセチンよる皮膚炎の治療

Study on the Treatment of Experimental Dermatitis with Ginkgo biloba Leaf Extract and Quercetin

著作名:
Minghui Xiao
Minjie Huang
Jie Dong
Deqian Wang
出典:
Pakistan Journal of Zoology
2023
55
in press
DOI:
10.17582/journal.pjz/20220929090947
キーワード:
アレルギー性接触皮膚炎
マウス
イチョウ葉
ケルセチン
抗炎症作用
抗アレルギー作用
動物実験
要旨:
1-クロロ-2,4-ジニトロベンゼンで惹起したアレルギー性接触皮膚炎のモデルマウスに、イチョウ葉抽出物もしくはケルセチンを投与した。イチョウ葉抽出物は耳の腫れ・胸腺指数・脾臓指数を用量依存的に低減した。ケルセチンは耳の腫れを用量依存的に低減した。両者とも、血中のIL-1β・IL-4・IL-6・TNF-α・IgEを低減して、抗炎症作用と抗アレルギー作用を発揮した。