更年期障害の治療と、成熟膣上皮におけるケルセチンの最新の洞察
Current insight flavonoid quercetin in epithelial maturation vagina for menopause treatment: a narrative review
- 出典:
- Bali Medical Journal
- 2023
- 12
- 2623-2629
- DOI:
- 10.15562/bmj.v12i3.4708
- 要旨:
- 更年期障害における、ケルセチンの膣保護作用をまとめた総説。ケルセチンの働きとして、β-カテニン/c-Myc/サイクリンA2経路の活性化・細胞周期のG1 期への移行促進・ケラチノサイトの増殖・α6およびβ1インテグリン細胞の増加を挙げている。これらは、膣上皮表皮の肥厚に結びつき、その作用機序を論じる。