ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

オレウロペインとテモゾロミドとの共担持もしくはルチンを単独担持したポリ乳酸コアシェルナノファイバーウェブは、放出制御により神経膠芽腫細胞を阻害する

Co-loading of Temozolomide with Oleuropein or rutin into polylactic acid core-shell nanofiber webs inhibit glioblastoma cell by controlled release

要旨:
ポリ乳酸コアシェルナノファイバーにオレウロペイン・ルチン・テモゾロミドをそれぞれ、エレクトロスピニング法で担持した。また、レウロペインとテモゾロミドとを共担持したナノファイバーも調製した。神経膠芽腫細胞に作用すると、全てのナノファイバーがアポトーシスを促進し、遊走と成長を阻害した。ルチンを担持したファイバーのみ急速な阻害作用を示したが、他3種は放出制御で120時間に渡る阻害であった。