ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンを含む銀-セレン系ナノ粒子を用いる歯科病原体の根絶

Eradication of dental pathogens using flavonoid rutin mediated silver-selenium nanoparticles

要旨:
ルチンを担持した銀-セレン系ナノ粒子の粒径は45~190 nmであり、形状は銀ナノ粒子が球形でセレンナノ粒子は円筒形であった。XRDのパターンは、結晶が68.7%でアモルファスが31.3%であった。ルチンナノ粒子が示す最小発育阻止濃度は、ミュータンス連鎖球菌が12.5 μg/mL、黄色ブドウ球菌が8.2 μg/mL、大腸菌が6.6 μg/mL、カンジダ・アルビカンスが2.1 μg/mLであった。