ケルセチン: 誘導体・生合成・生理活性・薬理・治療効果
Quercetin: derivatives, biosynthesis, biological activity, pharmacological and therapeutic effects
- 出典:
- Prospects in Pharmaceutical Sciences
- 2023
- 21
- 49–56
- DOI:
- 10.56782/pps.147
- 要旨:
- ケルセチンに関するトピックスを集めた、総合的な総説。ケルセチンの生合成前駆体がベラトリン酸・シキミ酸・フェニルアラニン・クマリン酸であることを構造と共に示した。薬理作用として、抗酸化作用・抗菌作用・抗ウィルスおよび抗原生動物作用・抗炎症作用・抗癌作用・肝保護作用に章分けして、その実例となる論文を整理した。