ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アマドコロから単離した新規クマリンと抗炎症成分

A New Coumarin and Anti-Inflammatory Constituents from Polygonatum chingshuishanianum

要旨:
アマドコロの根茎よりクマリン骨格を有する、新規化合物を単離した。既知化合物としては、スコポレチン・ルチン・イソケルセチン・ヒペロシドを確認した。リポ多糖による一酸化窒素生成の抑制(抗炎症作用)のIC50値は、ルチンが10.25±0.75 μM、イソケルセチンが17.60±1.28 μM、ヒペロシドが18.82±1.63 μMであった。