ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヒト由来膀胱癌細胞株T24における、ケルセチンが誘発する形態学的および力学的変化

Morphological and mechanical changes induced by quercetin in human T24 bladder cancer cells

要旨:
ヒト由来膀胱癌細胞株T24をケルセチンで処置すると、形態学的な変化が生じた。すなわち、細胞体の減少、細胞質の収縮、膜の凝縮を示した。また、アポトーシスと細胞老化に特徴を持つ核の割合が増加した。細胞弾性を追跡した結果、ケルセチン処置以降は、硬度が増大した。