ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アロキサンが誘発したII型糖尿病マウスにおける、高血糖・酸化ストレス・DNA損傷に対するケルセチンの保護効果

Protective effect of quercetin on hyperglycemia, oxidative stress and DNA damage in alloxan induced type 2 diabetic mice

著作名:
Maroof Alam
Dilnasheen Meerza
Imrana Naseem
出典:
Life Sciences
2014
109
8-14
DOI:
10.1016/j.lfs.2014.06.005
キーワード:
糖尿病
マウス
ケルセチン
空腹時血糖値
抗酸化作用
DNA損傷
動物実験
要旨:
アロキサンで惹起した糖尿病のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。その結果、空腹時血糖値が大幅に低下するとともに、肝および腎組織のグルタチオン・SOD・カタラーゼを増大した。ケルセチンはまた、チオバルビツール酸反応性物質を減少し、GLUT4の発現は上方調節した。糖尿病がもたらしたDNA損傷も、ケルセチンが軽減した。