ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フルクトースが誘発したメタボリックシンドロームのモデルラットにて、亜麻仁とケルセチンは抗炎症性サイトカインのレベルとインスリン感受性を改善する

Flaxseed and quercetin improve anti-inflammatory cytokine level and insulin sensitivity in animal model of metabolic syndrome, the fructose-fed rats

著作名:
Hala M. Abdelkarem
Lila H. Fadda
出典:
Arabian Journal of Chemistry
2017
10
S3015-S3020
DOI:
10.1016/j.arabjc.2013.11.042
キーワード:
メタボリックシンドローム
ラット
亜麻仁
ケルセチン
血糖値
インスリン
脂質代謝
動物実験
要旨:
フルクトースで惹起したメタボリックシンドロームのモデルラットに、亜麻仁、ケルセチン、両者の組合せをそれぞれ投与した。フルクトースがもたらした血糖値の上昇は3通りとも顕著に改善したが、亜麻仁と組合せがインスリン値を改善した。血中の中性脂肪・総コレステロール・LDLの上昇は3通りとも改善したが、HDLの減少を改善したのは組合せのみであった。血中のレプチンとアディポネクチンの異常は、3通りとも顕著に改善した。