ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

前立腺癌の有望な治療法としての、ケルセチンのネットワーク薬理学解析と分子ドッキング

Network analysis and molecular docking studies of quercetin as a potential treatment for prostate cancer

著作名:
Frank Kalungi
Anthony Nsubuga
Godwin Anywar
出典:
In Silico Pharmacology
2023
11
24
DOI:
10.1007/s40203-023-00162-4
キーワード:
前立腺癌
ケルセチン
標的遺伝子
KEGG
蛋白質間相互作用
分子ドッキング
要旨:
各種データベースから、前立腺癌とケルセチンに共通する標的遺伝子を取得した。相当する遺伝子を京都遺伝子ゲノム百科事典(Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes, KEGG)解析にて蛋白質を特定し、蛋白質間相互作用ネットワークを構築した。その結果、STAT3・TP53・MAPK1・MAPK3・KRASをコア標的として特定した。分子ドッキングの結果ケルセチンは、相当する蛋白質5種全てと高い親和性を示した。