ヒ素とマンコゼブの単独および併用による亜急性曝露後の精巣毒性: ケルセチンとカテキンの改善効果
Testicular Toxicity following Subacute Exposure of Arsenic and Mancozeb Alone and in Combination: Ameliorative Efficacy of Quercetin and Catechin
- 出典:
- Toxicology International
- 2023
- 30
- 255–267
- DOI:
- 10.18311/ti/2023/v30i3/32276
- 要旨:
- ヒ素と農薬のマンコゼブの投与はラットに精巣毒性を誘発したが、両者の組合せは更に損傷が進行し、嚢下の充血・変性・壊死および精細管の喪失を認めた。精巣組織のSOD・カタラーゼ・総チオール・GPx・グルタチオン還元酵素が減少し、マロンジアルデヒドと過酸化蛋白質は増大した。ケルセチンもしくカテキンの投与は、この様な異常を軽減して、精巣保護作用を発揮した。