ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病ラットに対するケルセチンの効果

Effect of Quercetin on Diabetic Rat

著作名:
Nada H. Abdel-Tawab
Hosny A. Hassan
Nesma M. Mohamed
Nashwa H. Mohamed
Michel E. Fakhry
出典:
SVU-International Journal of Medical Sciences
2023
6
708-728
DOI:
10.21608/svuijm.2023.225835.1628
キーワード:
糖尿病
ラット
ケルセチン
血糖値
インスリン抵抗性
動物実験
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットにケルセチンを投与した。ケルセチンは用量依存的に血糖値を下げ、中性脂肪・LDL・総コレステロールも低下した。ケルセチンはまた、インスリン抵抗性を改善し、血中のALTおよびASTと肝中のマロンジアルデヒドを低減し、肝中のインスリン・GSH・インスリン受容体基質・PI3Kを増大した。しかし、肝中のHDLとAKTに関しては効果を認めなかった。