ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはROS/NF-κB/NLRP3インフラマソーム軸を制御して、ジフェノコナゾールが誘発したコイの炎症性脾損傷を軽減する

Quercetin dietary supplementation protects against difenoconazole-induced carp spleen inflammatory damage via regulating ROS/NF-κB/NLRP3 inflammasome axis

要旨:
殺菌剤ジフェノコナゾールをコイに投与すると、炎症性の脾損傷を誘発した。ケルセチンの投与は脾組織の活性酸素種とマロンジアルデヒドを減少し、GSH・総抗酸化能・カタラーゼは増大して、酸化還元の恒常性を回復した。ジフェノコナゾールがもたらすNF-κBシグナル伝達経路とNLRP3インフラマソーム経路も、ケルセチンが阻害した。