糖尿病が誘発したラットの血管内皮機能不全および認知症モデルにおける、ケルセチンおよび葉酸の有効性を調査するための行動的および生化学的調査
Behavioral and biochemical investigations to explore the efficacy of quercetin and folacin in experimental diabetes induced vascular endothelium dysfunction and associated dementia in rats
- 出典:
- Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
- 2023
- 34
- 603-615
- DOI:
- 10.1515/jbcpp-2020-0159
- 要旨:
- ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットに、ケルセチンと葉酸との組合せを投与すると、血管内皮不全と脳血管性認知症の症状を改善した。組合せは、モリスの水迷路のスコアを改善し、学習および記憶障害の改善を示した。組合せはまた、減少したミトコンドリア電子伝達系酵素複合体I,II,IVを回復させ、血管内皮機能も改善した。