ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

タマネギ由来ケルセチン4′-O-グルコシドの抗うつ薬のような効果: 予測不可能で慢性的な軽度ストレスを与えたマウスの、脳酸化ストレスとモノアミンレベルの調節

Anti-depressant like effects of quercetin 4′-O-glucoside from Allium cepa via regulation of brain oxidative stress and monoamine levels in mice subjected to unpredictable chronic mild stress

要旨:
予測不可能で慢性的な軽度ストレスを与えて惹起したマウスのうつ状態を、タマネギ外皮由来のケルセチン-4′-O-グルコシドが改善した。ケルセチン-4′-O-グルコシドの投与は強制水泳試験にて、既存薬フルオキセチンと同等の効果を示した。また、脳内の酸化ストレスを軽減し、MAO-A活性とセロトニン量を正常化した。