ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

SARS-CoV2に有効なケルセチンの新規誘導体: in silico薬物動態・分子モデリング・分子動力学シミュレーション

Novel designed analogues of quercetin against SARS-CoV2:an in-silico pharmacokinetic evaluation, molecular modeling, MD simulations based study

著作名:
Sumbul Shamim
Mahwish Akhtar
Somia Gul
出典:
Journal of Biomolecular Structure and Dynamics
2023
41
in press
DOI:
10.1080/07391102.2023.2265469
キーワード:
SARS-CoV-2
3CLpro
分子ドッキング
ケルセチン誘導体
要旨:
ケルセチンの3位を修飾した誘導体と、SARS-CoV-2の主要酵素である3CLproとの親和性を分子ドッキングで検証した。3種類の誘導体が-8.01~−8.17 kcal/molの結合エネルギーを示し、ケルセチンを凌駕する安定性を予測した。また、3位へのアミノ基の導入が、3CLpro阻害活性を高めることを予測した。