ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはPCSK9・CD36・PPARγ・LXRα・ABCA1の発現を調節して、アテローム性動脈硬化症を防止する

Quercetin protects against atherosclerosis by regulating the expression of PCSK9, CD36, PPARγ, LXRα and ABCA1

著作名:
Qingling Jia
Hui Cao
Dingzhu Shen
Shanshan Li
Li Yan
Chuan Chen
Sanli Xing
Fangfang Dou
出典:
International Journal of Molecular Medicine
2019
44
893-902
DOI:
10.3892/ijmm.2019.4263
キーワード:
アテローム性動脈硬化症
マウス
ケルセチン
動物実験
要旨:
アポリポ蛋白質E(APOE)が欠損したアテローム性動脈硬化症のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。アテローム性動脈硬化症によって上昇した血中の総コレステロール・LDL・TNF‑α・IL‑6は、ケルセチンが低減した。ケルセチンはまた、大動脈および肝組織に上昇したPCSK9とCD36を減少し、PPARγ・LXRα・ABCA1は増大した。