ケルセチンが結合した二酸化チタンナノチューブの抗炎症作用および抗酸化作用
Anti-inflammatory and antioxidant activity of Titanium dioxide nanotubes conjugated with Quercetin.
- 出典:
- Chemistry & Biodiversity
- 2023
- 20
- e202301188
- DOI:
- 10.1002/cbdv.202301188
- 要旨:
- リポ多糖で刺激したマクロファージRAW264.7に、ケルセチンが結合した二酸化チタンナノチューブを作用した。その結果、リポ多糖が上昇したIL-6およびiNOSの発現を下方調節して、抗炎症作用および抗酸化作用を発揮した。また、ケルセチンもしくは二酸化チタンナノチューブの単独作用時と比べてRAW264.7に対する毒性が少なかった。