ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

グリホサート除草剤の亜慢性低用量曝露は、マウスにうつ様・不安様行動を誘発する: ケルセチン治療アプローチ

A subchronic low-dose exposure of a glyphosate-based herbicide induces depressive and anxious-like behavior in mice: quercetin therapeutic approach

要旨:
グリホサート除草剤で惹起したマウスのうつ状態および不安行動を、ケルセチンが緩和した。ケルセチンの投与は、高架式十字迷路および強制水泳試験のスコアを改善し、海馬中の酸化ストレスマーカー(活性酸素・GSSG/GSH比率)を改善し、アセチルコリンエステラーゼ活性を正常化した。しかし、ケルセチン投与でも改善されない行動が、一部見られた。